凹版印刷 [おうはんいんさつ]
   
  銅板に手描きの凹版の歴史は15世紀にまでさかのぼる。19世紀に英国のタルボットらにより発明された、写真製版を利用したグラビア印刷が凹版方式の主流といえる。版面全体にインキを付けドクターにより非画線部のインキをこそげ取ると、くぼんだ画線部にだけインキが残る。グラビア印刷が代表的で、インキは印刷後すぐに乾燥するので大量部数のカラー雑誌や、お菓子や食品などの軟包装カラー印刷に幅広く使われている。
凹版の原点、エッチングは銅板に腐食液に耐えるグランド液を塗り、ニードル(針)で描画し、腐食液で描画部分を腐食させてグランドを除去、インキを詰め非画線部のインキを拭き取り、湿らせた紙に印刷する。写真製版によるグラビアは濃淡を網点の深さとサイズで表現するので、明部は小さく浅い点、暗部は大きく深い点となる。
   
 オンデマンド印刷 [on demand いんさつ]
   
  顧客の注文を受けてから、必要な部数だけ印刷するシステムのこと。従来はコストと納期の問題で難しかったが、DTPシステムの発達とデジタル印刷機によって少部数からの高精細印刷が可能となっている。
   
 
PRI・TECH印書館